弁護士法人フィクショナル(架空)

架空の国の架空の弁護士によるブログ

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

言葉とは道具である②

他の弁護士や修習生、学生の方を見ていると、特に強く感じます。 「言葉は道具である」と。 リーガルマインド(法適用の判断能力)は優れているのかもしれない。 しかし、言葉で表現するとなると、上手くいかない。 はたから見ると、リーガルマインドに問題…

言葉とは道具である①

日々痛感しております。 「言葉は道具である」と。 我々は言葉を使って思考し、他者とコミュニケーションをとります。 あまりに当たり前のことかもしれません。 声帯を摘出した人は会話ができません。 手の無い人は文章が書けません。 こうした人々は知能に…

中世酒場の歌【In taberna quando sumus】

バイエルンの修道院で発見された詩歌集『カルミナ・ブラーナ』。 中世のお坊さんや遍歴学生らが書いたものと言われている。 【発見された『カルミナ・ブラーナ』写本】 カール・オルフ(1895年7月10日 - 1982年3月29日)は、この詩歌集を元に「カルミナ・ブ…

現代音楽の人気作曲家達の作品②

fictional-law.hatenablog.com の続き。 2022年にコンサートで取り上げられた回数の多い存命作曲家ランキング。 その5位〜1位の作曲家をピックアップしてみた。 チェケラ! ・第5位 フィリップ・グラス(1937年 - ) アメリカ人。 15歳でシカゴ大学に飛び級…

現代音楽の人気作曲家達の作品①

2022年にコンサートで取り上げられた回数の多い存命作曲家ランキングがこちら。 今回は10位〜6位の作曲家をピックアップしてみた。 5位〜1位はまた後日にでも。 チェケラ! ・第10位 ジェームズ・マクミラン(1959年 - ) スコットランド人。 協奏曲と宗教曲…

大沢たかお祭り

キングダムかっこよかったなぁ。 大沢たかおの独壇場でした。 王騎役を引き受けた度胸もさることながら、何年にもわたり演じ切ったその底力。 感服いたしました。 ・王騎キャラ紹介 youtu.be ・2作目のときのインタビュー youtu.be ・3作目のときのインタビ…

現代音楽に関する統計

一連の騒動を受け、現代音楽の演奏・受容の現況が気になってきた。 で、オンライン音楽雑誌のBachtrackにアクセスしてみた。 こちらは2023年に発表された、2022年のコンサート情報の集計結果。 なかなか興味深い内容だ。 意外なのは、かつて前衛を牽引したド…

続々・やっぱり現代音楽界隈は終わってる(笑)

もうこれで終わりにしようかな。 やっぱり川島素晴はマジで凄い。 今回の騒動をズバッと総括してしまった。 この人は大変な切れ者だ。 とてつもなく弁が立つ。 弁護士になっても大成功していただろう。 いずみシンフォニエッタ大阪の定期公演が成功裡に終わ…

続・やっぱり現代音楽界隈は終わってる(笑)

の続き 「現代音楽を広くあまねく普及させる」という目標自体、方向性を誤っているのかもしれない。 だってたぶん、現代音楽なんぞ、ほとんどの人には受け入れられようがないのだから。 そんなことは第二次大戦後約80年の歴史が証明している。 ポピュラー音…

やっぱり現代音楽界隈は終わってる(笑)

「音楽ガチ分析チャンネル」を運営する作曲家トイドラ氏。 トイドラ氏による現代音楽の「ガチ解説」と称するコラボ動画がこちら。 サムネには「現代音楽研究家」とある。 youtu.be この動画が現代音楽界隈で炎上している。 と言っても、現代音楽界隈というの…

清々しいほどの敗北感

私はとある数学・論理学の先生に弟子入りしております。 弁護士業に活かすためです。 あとは私生活・思索を充実させるためです。 しかし、学問というのは厳しい。 先生に弟子入りしてから、日々実感しております。 実務では「多くの人にとって読みやすい文章…

マイルドヤンキー恐るべし

ヘタな大卒よりもはるかに賢いうえに、稼いでいる。 そんな人がザラにいる。 税法や刑法の知識など、そこらの法学部卒なんかより断然詳しい。 ここには到底書けない「法の抜け穴」も沢山知っている。 しかも、独自のマイルドヤンキーネットワークを築いてい…

私が好きな「白鳥の歌」的な曲

・モーツァルトのクラリネット協奏曲 ・R.シュトラウスの「四つの最後の歌」 ・ストラヴィンスキーの「レクイエム・カンティクルス」 いずれも作曲者の最晩年の作品だ。 「白鳥の歌」という形容がふさわしい。 いずれも「死」を強く感じさせる作品ではある。…

「白鳥の歌」の小噺

「白鳥の歌」という言葉がある。 音楽の世界では、 人が亡くなる直前に人生で最高の作品を残すこと、またその作品を表す言葉として「白鳥の歌」と言うことがある。 由来は古いヨーロッパの伝承だ。 白鳥は死に際に美しい声で鳴くという言い伝えみたいなもの…

ざまぁwww【「ボレロ」著作権延長請求・棄却】

「ボレロ」の著作権延長請求が棄却されたそうだ。 権利承継者が提訴していたらしい。 フランスの地裁グッジョブ! ・棄却判決 ・訴訟の詳しい背景等 著作権は作曲家を保護するためのものだ。 何のクリエイティヴィティも発揮していない子孫の「ラッキー不労…

旧優生保護法「違憲」【最高裁大法廷】

https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/159/093159_hanrei.pdf 性別変更の件といい、最高裁も随分とリベラルになったものだ。 大阪空港公害訴訟判決を書いていた約40年前とはもはや別組織である。 【日本史上最大の難事件】大阪空港公害訴訟【法的な…

音楽史を作ったライバル達【補遺①】ブーレーズとケージの作曲観

ブーレーズ VS ケージ【音楽史を作ったライバル達⑥】 - 弁護士法人フィクショナル・公式ブログ(架空) ジョン・ケージに学ぶ「強かな生き方」 - 弁護士法人フィクショナル・公式ブログ(架空) の補遺 【ブーレーズの作曲観】 ブーレーズ自身は、アカデミズ…

新旧学説へのイメージ

昨日は古典派音楽の演奏スタイルについて書いた。 演奏スタイルにも流行がある。 ワルターやベームのような大巨匠の演奏ですら、ものによっては古臭く感じてしまうことがある。 法学の世界だとどうだろうか。 私なんかは、アカデミックな議論には殆ど興味の…

「プラハ」の演奏あれこれ

モーツァルトら古典派音楽の演奏スタイルは、20世紀の後半に大きく変化した。 かつては、分厚い大編成の現代オーケストラでもって、コッテリずっしりロマンティックに演奏されていた。 しかし、アーノンクールら革新派が登場してからは、何もかも大幅に変…