「音楽ガチ分析チャンネル」を運営する作曲家トイドラ氏。
トイドラ氏による現代音楽の「ガチ解説」と称するコラボ動画がこちら。
サムネには「現代音楽研究家」とある。
この動画が現代音楽界隈で炎上している。
と言っても、現代音楽界隈というのは「限界集落」。
60年代懐古のジジババと変態と陰キャしかいない。圧倒的マイノリティだ。
そんな「限界集落」での炎上騒動。悲しいかな文字通りの「風前の灯火」といった趣だ。
しかし、界隈の人達は激おこぷんぷん丸である(死語)。
一応、現代音楽のライトファン(物凄い形容矛盾に見える)の端くれとしては、界隈の言い分もよく分かる。
件の動画は、学術的に正しそうな装いのもと、誤った情報と偏った独自見解でもって、現代音楽をひたすら馬鹿にする内容となっている。
現代音楽に惚れ込み生業にしている人達が本気で怒るのも分からなくはない。
他方で、トイドラ氏の意図も、私には手に取るように分かる。
キャッチーな物言いとイジリでもって、現代音楽の「異常」ぶりを誇張し、耳目を集めたいわけだ。
現代音楽を知らない層も興味を持つかもしれない。
今回の炎上(風前の灯火)騒動を見るに、私は「やっぱり現代音楽界隈は終わってる(笑)」としか思えない。
界隈の人達はもっと冷静になった方が良い。
たしかに、この動画を見て、多分ほとんどの人は「現代音楽はワケのわからないツマラナイ音楽」と決めつけるだろう。
しかし、元々現代音楽ファンなど圧倒的に数が少ない。
元々興味のない層にどう思われようと、実害など無いではないか。
「現代音楽はヘンテコでワケがわからん」という言説など、戦後一貫した多数意見だったはずだ。
また、視聴者の中には変態の素質を持つ者もわずかにいるかもしれない。
この動画をきっかけとして、現代音楽に興味を持つかもしれない。
そんな変態であれば、誰に教えられずとも、勝手に音源を聴き漁るようになる。
色々調べるし、書籍や楽譜も読み漁るようになる。
結果、正しい情報を把握しつつ、沼にハマっていくだろう。
やはりこの動画が界隈に悪影響を及ぼすとはとても思えない。
むしろ、界隈のTwitterでの炎上を目の当たりにしたら、たぶん部外者はドン引きだと思う。
気難しい老害達が寄ってたかって若者を叩きまくっている。
そんな構図にしか見えないだろう。
もっと余裕を持ってドカッと構えた方が良い。
ギスギスしすぎだってば!