弁護士法人フィクショナル・公式ブログ(架空)

架空の国の架空の弁護士によるブログ

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

山崎晃嗣の場合

何か強力な信念を持った人というのも、自殺しやすいように思う。 信念が危機に晒されたとき、自らを「無」に帰すことで、その信念を守ろうとするのだ。 光クラブ事件の山崎晃嗣を思い起こす。 戦後間もない混乱期、東大生の闇金社長として悪名を馳せるも、多…

「セクシー田中さん」作者自殺か

良い人・真面目な人こそ自殺しちゃうんだよな……。 図太い人・性悪な人は本当に動じないんだ。 憎まれっ子世に憚るでね。 この問題、どの程度火が広がっていくのだろうか。 日テレ以外の局には、ここぞとばかりに取り上げて欲しいね。 たまにはまともな報道し…

ちょっと怖い話【逆転クオリア】

1月末の〆切が多すぎて、途方に暮れている。 とにもかくにも、ブログなんか書かずに処理しなくては。 しかし、色々とネガティブな感情が湧き上がってくる。 こういうとき、考えてしまう。 「クオリアなんかなければ良いのに」 「なぜ人間はクオリアなんか持…

請求書が溜まりまくっている

出せるのに、出すべきなのに、まだ出せていない請求書が大量にある。。。 事務局に発行をお願いしたいところだが、成功報酬の算定方法などは、法的な判断が必要な部分もある。 タイムチャージは丸々お任せなんだけども。 着手・成功報酬方式だと、そうはいか…

法曹の常識は世間の非常識

先日、川村政史検事による不当な取調べに関し、ブログを書いた。 fictional-law.hatenablog.com 映像を見た一般の方の意見は、概ねこの取調べのやり方に批判的だ(ネット上の意見をざっと見た私の感触)。 この映像を見て私がもっとも「恐ろしい」と感じたの…

女性の足を引っ張るのは女性

「性被害に遭った」と事実に反する(あるいは歪曲した)主張を行う一部の女性が、女性全体の足を引っ張っている。 パパ活・枕営業しかり、その後の"被害告白"しかり。「知らなかった」、「そんな被害に遭うなんて考えもしなかった」では済まされない。 そ…

これは酷い【川村政史検事による取調べ】

胸糞注意 川村政史検事による江口大和(元)弁護士に対する犯人隠避教唆被疑事件での取調映像だ。 江口氏は有罪が確定し、弁護士資格を失っている。 しかし、侮辱的な一連の取調べ等に関し、国賠訴訟を提起したとのこと。 事実関係の詳細を私は知らないので…

惹かれるモノと生み出すモノ②

先日のブログ記事で、「惹かれる音楽」が「生み出す音楽」と似ている作曲家として、松村禎三・吉松隆の師弟を取り上げたことがあった。 「惹かれる音楽」と「生み出す音楽」のタイプが全く異なる作曲家もいる。 私が思い浮かべるのは武満徹とフランク・ザッ…

憲法と「脳死プレイ」

裁判所も「あえて脳死プレイ」をすることがある。 例えば、裁判所は、広範な立法裁量が認められる法令の憲法問題については、かなり緩やかな違憲審査基準を用いている。 緩やかな審査基準を使う場面では、文字通り「審査が緩やか」なので、判旨の内容は非常…

悩み:どこまで指示・回答するか

弁護士業は原始的な業態だ。 自分で営業して仕事をとり、自分で処理して、自分で報酬を請求する。さながら現代の「狩人」だ。 分業・効率化の進んだ他業種の人とお話しするたび、自分たちの仕事の「野蛮」ぶりが恥ずかしくなる。 そんな弁護士業だが、他の弁…

過激派弁護士G氏の「叫び」

論理的思考【初歩の初歩】

論理的思考の初歩の初歩。 ・出世する奴はエロい・いい奴はメンタルを病む・お節介焼きは寂しがり を例に取り上げる。 「逆は必ずしも真ならず」 エロい奴が皆出世するわけではない。むしろ大半のスケベは、出世とは何ら無縁の犯罪者(予備軍)だ。 メンタル…

友人弁が亡くなった

悲しいというより、信じ難く、まだ事態を受け止め切れていない。 優秀・誠実で、誰に対しても優しく、笑顔が印象的な弁護士だった。 私のような偏屈で嫌な奴にも、快く接してくれた。 彼のために何かしてあげられなかったのか。 力になってあげられなかった…

愚痴:キングダム5期の配信遅延

アマプラでもネトフリでもええから、はよ配信開始せぇや! ボケハゲカスがぁ! 他人の作品垂れ流すだけやろがい。 何チンタラしとんねんハゲゴルァ。 延期自体はしゃあないとして、今日のこの時間になっても、何の告知すらなく未配信やないか! このチ◯カス…

日曜出勤240114

平日の調整ができず、やむなく本日日曜に打合せをする。 今年に入って「四月病」ばりに生活の質と意識(笑)が向上している。 ・朝早くに出勤できるようになった。 ・昼食&間食抜きの生活が苦でない。 ・ジムでのランニング&筋トレを継続できている。 ・ペー…

B型肝炎訴訟弁護団で1億4000万円の使途不明金

これは大事件だ・・・。 被害者の方々へ心よりお見舞い申し上げます。 nordot.app 使途不明金を発生させたのは、弁護団の代表とのこと。 この代表者が、使途不明金1億4000万円を工面できなかった場合、落とし前は誰がつけるのだろうか? 記事の内容が事…

雑記:LACの請求書

最近、損保会社さんが、弁護士費用の計算方法について細かいことをおっしゃるようになった。 以前は事務所基準で出しても、特に細かいツッコミが入ることもなく、支払ってくれていたのだが。 近頃は、LAC基準で正確に算出しなければならないようだ。 LAC基準…

時代の転換点にいるのかもしれない

最近、学術・文化における転換点について考えることが多い。 2000年以上にわたって普遍の「真理」と考えられてきたユークリッド幾何学から、19世紀に至り、パラレルワールドのごとく新たに派生した非ユークリッド幾何学。 同じく2000年以上にわた…

法事

背理法アンチというトンデモ?

背理法を理解できない人(あるいは、背理法が嫌い、背理法アンチ)が思いの外多いらしい。 私に言わせれば「理解できない」意味がさっぱり理解できない。 背理法の前提となる排中律等(命題は必ず真か偽であり、どちらでもあるとか、どちらでもないことはな…

惹かれるモノと生み出すモノ

クイーンが「ボヘミアン・ラプソディ」を発表した際、驚き興奮したという吉松隆氏。 師の松村禎三氏に「すごい曲があります!」と興奮して紹介したものの「(あまりにも色々なものを詰め込みすぎていて)小賢しすぎる」と一蹴されてしまったそうだ。 他にも…