最近、損保会社さんが、弁護士費用の計算方法について細かいことをおっしゃるようになった。
以前は事務所基準で出しても、特に細かいツッコミが入ることもなく、支払ってくれていたのだが。
近頃は、LAC基準で正確に算出しなければならないようだ。
LAC基準の計算方法として重要な考え方は(LACマニュアルの劣化コピーでしかないが)、非常に単純化すると以下のとおり(税抜表記)。
・報酬:(①-②)× 報酬率(※1)
①賠償総額
②自賠責枠内賠償額(※2)
・自賠責枠内分回収手数料:3万円(※3)
(※1)旧基準と同様の報酬率を計上する。
(※2)自賠責基準に基づく賠償額を算出する。めんどくさい。
(※3)自賠給付(予定)額が150万円を超える場合は、その金額の2%。