弁護士法人フィクショナル・公式ブログ(架空)

架空の国の架空の弁護士によるブログ

重箱の隅

声優の佐々木望も、松田聖子も凄いなぁ。

芸能人として活動しながらの入学・卒業、誠に天晴れです。

佐々木望がめちゃくちゃ頭が良いのは知ってました。

松田聖子のことはよく知りませんでした。

私、全然詳しくなくて、この人のこと、歌が物凄く上手いだけで、人間的にアレでチャランポランな人だと思ってました。ごめんなさい。

それにしても、中央大学のそれも法学部をチョイスする渋さよ。

怪しい経歴と人脈だけで早慶に入っちゃうような頭パッパラパーの芸能人や反社みたいな雰囲気の連中とは品格が違いますな。

ただ、私が強烈に違和感を覚えたのが、松田氏のこのコメント。

中央大学で法律を学ぶことができた4年間は、私にとって素晴らしい時間でした。

大変失礼ながら、法学部で学んだ人のコメントとは思えなかった。

普通は「法律」ではなく、「法学」と書くところだ。

資格の勉強なんかの実用や実利を意識する場面では「法律」と言い、アカデミックな性格・含みを持たせるときは「法学」と言う。普通は。

それと、「法律」と言ってしまうと、法哲学自然法はおろか、憲法すら含まれないことになってしまう。

であるからして、私は松田氏の上記コメントに猛烈な違和感を覚えたのである。

「法学」と言わず、あえて「法律」としたのは、松田氏のセンス・拘りなのだろうか?

不可思議だ。