事務局長のジーコ松浪です。
昨日、当法人では、非公式行事として改元前祝いとお花見も兼ねてバーベキューを実施。
家族揃っての参加となった弁護士・事務局もおり、大人数が参加しての賑やかなイベントとなりました。
また、参加者からは概ね好評で、夏にも再び実施する方向で協議が進んでいる模様。
所員一同が一層親睦を深められたようで、事務局長の私としても喜ばしい限りです。
まぁ今日初めて知ったんですけどね私。
バーベキューなんて。所員のTwitter見て。
というか、毎年実施していたこと自体、全く知りませんでした。
せっかくですから、事務局長として、ここで敢えて苦言を呈しておきましょう。
職場の人間同士で行うバーベキューには、大いなる問題があると言わざるを得ません。
職場企画のバーベキューのメリットとしては、組織の結束力強化という点が挙げられましょう。
しかしながら、デメリットがあまりにも多い。
準備・片づけ等の段取りに要する手間とコスト、
食中毒や子どもの怪我が発生した場合における責任の所在が不透明、
天候不順による健康面への悪影響、
砂埃等による衛生面の問題、
所員を勤務時間外に拘束することの問題、
プライベートへの上下関係の持ち込み問題、
食材を各自持ち寄りにすると「どのくらいの値段のを持って行くか」の駆け引きが面倒くさい問題、
かといって「持ち寄る食材は◯◯円まで」とか決めると「遠足かよ」「仕切りうぜぇ」「マジになりすぎキモすぎ」とか思われるんじゃないか問題、
そもそも外で遊んだ後で飲食店で食べた方が美味いし合理的じゃないか問題
等々・・・。
デメリットもとい問題点が多すぎるのです。
また、ある統計によれば、職場企画のバーベキューに参加した人のうち、実に9割以上が、参加後70年以内に死亡しているという報告もあります。
職場企画のバーベキューというのは、これほどまでに危険で問題点がてんこ盛りなのです。
参加した大勢の弁護士・事務局の誰か一人でも、これらの点を理解されていたのでしょうか?
何か有効な対策は打たれたのでしょうか?
こんな不適切イベントを開催することによる当法人のレピュテーションリスクは考えたのでしょうか?
これら由々しき問題に適切に対処し、バーベキューの質を向上させるためにも、来年以降の実施に際しては、必ず私にも声掛けをするように。
所員一同、くれぐれも肝に銘じられたい。
※この連載はフィクションです。実在の人物、団体及び事件等とは何ら関係がありません。