相手に対する怒りが強いあまり、思わず冷静さを欠いてしまう方もいらっしゃる。
弁護士としては、お気持ちに寄り添いつつも、決して同調して突き進んではならない。
時間が経ったら、ほとんどの人は熱も怒りも冷(醒)めてくるから。
そうなったとき、「相手に負けた」、「かえって不利な立場に追いやられた」、「弁護士費用もかさんだ」では、あまりに可哀相ではないか。
”イヤな事があったならとにかく寝たほうが良い
脳ってのは寝たら感情が薄れるようにできている
やる気に目覚めている時などは迷惑な機能だが”
「喧嘩商売」より佐藤俊太郎