スクエアプッシャーの1stアルバム「Feed Me Weird Things」がリマスター再発された。
6月4日世界同時解禁。サブスクにも登場ときている。
コロナ禍で来日も延期になってしまっているので、代わりと言ってはなんだがちょっと嬉しい。
元の96年版は、当時としてもかなり旧式・チープな機材を用いて制作したとのことで、余りにも音質が悪かったのだが、今回のは中々すごい。
ここまでクリアになるとは(ただ、96年版にあった「チープな音質と緻密な打ち込み」というギャップの面白さは無くなっており、あの「衝撃」が消えてしまった寂しさは否めない。)。
当盤の中でも最も好きな曲は第1曲目の「Squarepusher Theme」だ。
メロディらしいメロディはなく、楽器編成(機材?)は貧相、展開もやや散漫で冗長。
いざ特徴をあげつらってみると、悪いところばかりが思い浮かぶ。
が、不思議と何度聴いても飽きない。
無性に惹きつけられてしまう。
機材による打ち込みを人力で再現してしまったこちらのバージョンは、さらにキマッちゃってる。たまらん。
Shobaleader One performing - Squarepusher Theme - YouTube
それにしてもかっこよすぎじゃないか。
スクエアプッシャーのデビューアルバムの、それも第1曲目のタイトルが「Squarepusher Theme(スクエアプッシャーのテーマ)」って。かっこよすぎじゃない?