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現役の指揮者で打線を組んでみた

故人は除き、直近の活躍状況に鑑み、現役の指揮者で打線を組んでみた。

1(遊)P.ヤルヴィ
2(三)ネゼ=セガ
3(中)ネルソンス
4(一)K.ペトレンコ
5(左)ティーレマン
6(二)ムーティ
7(右)ゲルギエフ
8(捕)ラトル
9(投)マケラ

1(遊)P.ヤルヴィ
品のある格調高い演奏をする人だが、嫌味な優等生とは一線を画する何かがある。

2(三)ネゼ=セガ
何と自然で柔和なベートーヴェンだろう!

3(中)ネルソンス
オケを「ノらせる」のが非常に上手い人らしい。

4(一)K.ペトレンコ
何とダイナミックで立体的なベートーヴェン

5(左)ティーレマン
古き佳きドイツ魂!?

6(二)ムーティ
昔ながらの「怖いマエストロ」の最後の砦。

7(右)ゲルギエフ
当たり外れの激しいおじさん。ロシアものがお得意。プーチン支持派であるため、ウクライナ侵攻以降、ヨーロッパの各ポストからは完全に干され、客演もできていない模様。

8(捕)ラトル
この「キャンディード序曲」もそうだが、どうもこの人は、一見快活な陽キャらしい指揮ぶりでありながら、その実、悪い意味で「知」の影が付き纏う。もちろん全部が全部そういうわけではないのだが。

9(投)マケラ
実に個性的なモーツァルトだ。20代にして、「世界三大オーケストラ」のコンセルトヘボウ相手に、これだけ自分の音楽をやらせてしまうとは、全くもって恐れ入る……。とてつもない天才である。ただ、早熟な神童タイプは、あまり指揮者として大成しないイメージがあるので、今後の動静には期待半分、心配半分というのが正直なところだ……。

その他、惜しくもスタメン落ちしたベンチ入り選手は以下の通りだ(順番に特に意味はない)。

ハーディング
ロト
クルレンツィス
ギルバート
ズヴェーデン
A.フィッシャー
サロネン
MTT
P.ジョルダン
ドゥダメル
シャイー
ウェルザー=メスト
ガッティ
パッパーノ
ビシュコフ
ソヒエフ
ルイージ
ヤング

我らがマエストロ小澤は、直近では半ば引退に近い状態のため、ベンチ入りはしていない(90〜00年代だったら、ほぼ間違いなくスタメン入りしていただろう)。

日本の若手では、山田和樹氏や原田慶太楼氏らの他、K.ペトレンコの助手であり、ベルリンフィル指揮の代役も務めた期待の新星・沖澤のどか氏らの今後のご活躍を、是非とも応援したい!