弁護士の阿部士義信です。
中の人(管理人)が弁護士名表記をサボるようになり、そのうえ、最終更新日から2か月余り経過してからの投稿です。
う~ん、この感じ久しぶり。
今回のテーマは「弁護士の身だしなみ」です。
スーツ、眼鏡、腕時計、ペン、鞄、革靴等々・・・。
どんなブランドが良いのか?
相場はいくらか?
同業者間であんまり大っぴらに話すことがないんですよね。
なんか収入の話にも関わってくる「やらしい」話になるし。
私のような地方・郊外の町弁と、都内の渉外系・ブティック系事務所のブル弁とでは、全然価値観が違うだろうというのもありますが。
同じような業態?の弁護士間でも羽振りの良し悪し・収入の開きもあるから。
でもこのあたりは「お客さんからの信用」にも関わる重大問題なわけで。
「稼いでるようだけど、浮ついてなくて真面目そう」と思ってもらうことが営業戦略上大切だから(たぶん)。
仕方ないので、勝手に一人で妄想?を膨らませていくことにします。
①スーツ
弊所所長の我松は一着70万円くらいのフルオーダースーツを複数着回している(全然高そうに見えないけども)。
他方で、私の弟弁などは、顧問先の社長の前でも、ユニクロやしまむらの数千円スーツを恥ずかしげもなく着こなす超ツワモノである(所長、もっと給料あげたってください)。
私の場合、麻布テーラーで購入した6万~7万円くらいのパターンオーダースーツ4着をローテしている(夏以外。夏はユニクロで買った適当なパンツを履いているので、弟弁のことは非難できない。)。
オーダースーツとしては安い方だろう。
しかし、ウール100%でフィット感が良く、何よりデスクワーク時の着心地の良さは、吊るしの比ではない。
ボタンは水牛っぽく見えるプラスチックボタンを選ぶと、一見高そうなスーツに見えてお得である(私のがそう)。
私の同世代町弁で、一着10数万円以上するスーツを着ている人は少数派だと思う(パッと見の判断だけど)。
②眼鏡
修習時代に作った眼鏡を使い続けているので、相場がわからん。
当時2~3万円くらいで作ったと思う。軽くてデザインも気に入っている。
「安っぽい眼鏡だと信用されない」とか言われたことないので、さほど気にしなくていいのかもしれない。
③腕時計
これがまた非常に悩ましい。
私がつけているのは、当初購入時5万円くらいしたセイコープレザージュの機械式時計だ。
購入から6年ほど経過し、日差20~30秒くらいになってきたこと、私が太ってサイズが合わなくなってきたので、オーバーホール&ベルトの新調も考えた。
しかし、同一型番の品を3万円ですぐに入手できることを知り、早速購入(オーバーホール等したら1か月は腕時計の無い生活になるし、費用も2万円はするので、それだったらいっそのこと新品を買ってしまえというわけだ)。現在も使い続けている。
オープンハートながら、シンプルなデザインが大変気に入っている。
この時計の特徴は(この価格帯・デザインにありがちだけど)時計を知らない人が見ると高く見えて、時計をよく知っている人が見ると若者向けの安時計に見えることだと思う。
もっと高い時計を買うべきか非常に悩ましい。たかが時計、されど時計。
周りの弁護士を見ても、腕時計に対する価値観って本当に千差万別なのね。だからこそ、余計に悩ましい。
何年かしたら、数十万円のグランドセイコーのスプリングドライブを購入するか、プレザージュのプレステージラインあたりにするか、悩ましいところだ(ちなみに、半沢直樹が着けていたのがプレザージュのプレステージライン)。
私の年齢でグランドセイコーを付けるのは、ちょっと生意気な感じがしなくもない。
着けるとしたら5~6年後くらいかなぁ。
※なお、「迷ったらスマートウォッチ」という考え方もある。お金をさほど掛けなくて良いし、羽振りが悪いとは思われないし、浮ついてる感じもしない。しかし、腕時計にちょっとしたロマンを感じてしまう私は、この見解に与することができない。「なんか味気ない」気がするからだ。
④鞄等
誰が何と言おうと、私は機能性重視である。
黒い合成繊維のリュックだ。機能性から言ってこれ一択!!
アタッチメントの付け替えで鞄にも早変わりするので、お堅い現場に行くにも最適。
古めの弁護士(に憧れる人)は重たい革製の手提鞄を持っていたりするが、これなど機能性皆無だろうに!出先でウンコするときどうすんの?!
⑤革靴
私は3万円くらいのリーガルの靴4足を使いまわしている(どれも冠婚葬祭に履いていけるタイプのやつ。いちいち選ぶのが面倒くさいので。)。
革靴に関しては、値段がどうこうよりも、どれだけ手入れしているかの方が重要だろう。
意外とお客さんは足元を見ている。
こまめに汚れは掃きとり、クリーム等でよく磨いて光るようにしておくべきだろう。
⑥ペン
ベテランの超偉い先生がクソ安い3色ボールペンを使っているのを見て安心したことがある(サンプル数3)。
結論:ペンに金をかける必要なし(すぐになくすし)!