弁護士の我松衰です。
当法人が法律監修を務めております映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART 4」。
曰本でも公開の運びとなりました。
名物悪役のビフ・タネン。
トランプ大統領がモデルになっていることでも有名ですね。
旧三部作でビフを演じたのは、名優トーマス・F・ウィルソン。
今作PART 4では、なんとモデル本人であるトランプ大統領が、満を持してビフ役を演ずるとのこと。
ロバート・ゼメキス監督も思い切りましたね。
”ビフは「ドナルド・トランプ」に改名し、不動産王として成功する。
その後、大統領に就任して世界を牛耳る。
そんなディストピアとなった2020年が、今作の舞台となるんだ。”
だそうです。
本来まだオフレコなのですが、既に曰本語吹き替え版の声優オーディションも実施されたとのこと。
トランプ大統領役の声優オーディションも、中々の豪華メンツが揃いました。
候補者リストには、既に鬼籍に入られた名優達も名を連ねています。
彼らについては、過去作品の音声から、数万パターンにも及ぶ台詞のデータベースが作成されており、これを元にオーディションが行われたとのことです。
オーディションに参加した声優の方は以下のとおりです(敬称略)。
1.大平透(故人枠)
・演じた主な役
ハクション大魔王、喪黒福造、ダース・ベイダー、ホーマー、ピート
・選考の理由
「恰幅の良いガサツなオッサン役」といえばこの人。
悪役演技はもちろんのこと、おバカ演技もお手の物。
頭の悪いアメリカ人を演じさせたら右に出る者はいない。
2.大塚周夫(故人枠)
・演じた主な役
ねずみ男、海原雄山、フック船長、桃白白、ジョセフ・ジョースター(OVA版)
・選考の理由
偏屈、横柄、おバカなオッサンの演技は正に至高。
こずるい感じ、小悪党感を前面に出すなら、この人が適役。
そういえば、ジョセフもアメリカの不動産王だった。馬鹿じゃないし、悪役でもないけど。
3.田中信夫(故人枠)
・演じた主な役
サンダース軍曹、TVチャンピオンのナレーション、川口浩&藤岡弘探検隊シリーズのナレーション、DIO(OVA版)
・選考の理由
無駄に尊大なかんじの悪役演技がピッタリ。
取り乱したときの叫び演技なんかも最高。
露骨なギャグに走らず、シリアスな笑い(いたって真面目なシーンのはずなのに、なんだか観ていて滑稽という状況)を目指すなら、この路線か。
4.島香裕(故人枠)
※本記事執筆の数日前に亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りいたします。
・演じた主な役
グーフィー、ビフ・タネン(フジテレビ版)
・選考の理由
悪役、大男役に定評あり。
一方で、グーフィーのような池sh、コミカルなキャラの演技も大変素晴らしい。
フジテレビ版はあまり有名ではないが、かつてビフ役で名演を見せてくれた。
5.中村正(現役枠)
・演じた主な役
奥さまは魔女のナレーション、フランク・ドレビン刑事(その他レスリー・ニールセンが演ずる役多数)
・選考の理由
思いっきりコメディ路線を狙ったパターン。
「大真面目に大馬鹿をやらかすアメリカ老人」を演じさせたら、彼の右に出る者はいない。
6.玄田哲章(現役枠)
・演じた主な役
ターミネーターT-800、戸愚呂弟、岩鬼正美、冷越豪、ビフ・タネン(テレビ朝日版)
・選考の理由
「マッチョでガタイの良いオラオラ系アメリカ人」を演じさせたら最強クラス。
異常なテンションで声を張り上げてのコミカル演技も破壊力抜群。
「トランプVSヒラリー名言集」ではトランプの吹き替えを担当しており、ビフ役の経験もあることから、今回最有力候補か。
7.安原義人(現役枠)
・演じた主な役
雲のジュウザ、四乃森蒼紫
・選考の理由
声質。意外と似てる。本物のトランプの声は、実はそんなに低くないし、太くもない。
ジュウザや蒼紫の頃に比べると、現在は貫禄と渋みを増した声になっており、結構いい感じにハマりそう。
8.山寺宏一(現役枠)
・演じた主な役
多すぎて挙げられない。
・選考の理由
困ったときの山ちゃん。
もし選ばれたら、オースティンパワーズのファット・バスタードや、銭形警部(二代目)っぽい演技になるか。
9.井上和彦(現役枠)
・演じた主な役
山岡士郎、はたけカカシ、カーズ、白鳥任三郎(二代目)
・選考の理由
冷酷で渋い感じの悪役として演出するなら、この感じがピッタリじゃないか。
昔は青年役や正義の味方役が多かったけど、最近は壮年男性や悪役も演じてるし。
意外にハマると思われる。
すいません、全部妄想です。
あ~ PART 4やんないかな~。
※この連載はフィクションです。実在の人物、団体及び事件等とは何ら関係がありません。